内定率調査スタッフ

6月1日現在、2020年新卒内定率71.1%

2020年の新卒採用は昨年以上の売り手市場

2020年春・新卒採用の大学生らを対象とした選考活動が6月1日に解禁された。
今年の就職戦線は昨年以上の売り手市場と言われており、キャリタス就活2020の調査によると、6月1日時点での内定率は71.1%と前年比5.4ポイント上昇し、内定の前倒しが顕著となっている。
今年は、10連休の影響により、4月までが就職活動の一つのヤマ場とされ、調査時点で、すでに就職活動を終えた学生は、全体の43.9%で、前年を8.7ポイント上回っている。

就活継続者のうち、内定を得ても就職先を決めていない理由で圧倒的に多いのが「本命企業がまだ選考中」で、53.5%を占めている。
売り手市場だけに大手志向が強く、内定を得ていても6月1日から選考が始まった一部の大手企業を中心に、就活を続けていく学生が多いようだ。
すでに内定を出している経団連非加盟の中小企業は、内定者のつなぎ留めに必死である。

2010就職活動の内定率

9割以上の企業が新卒採用に危機感を抱いている

人材会社ディスコの調査によると、2020年卒の学生採用に「かなり危機感がある」と答えた企業は全体の40.9%、「やや危機感がある」53.6%とあわせると、9割以上の企業が新卒採用に不安を抱えている現状が明らかになった。

「かなり危機感がある」と答えた企業が最も多いのは「商社・流通」で47.2%、次いで「メーカー」(42.3%)、「サービス他」(39.4%)と続いた。最も少ないのは「IT」で31.4%だった。

実際の採用活動状況についても「苦戦している」と答えた企業が48.0%と約半数、「順調である」と答えた企業は25.0%にとどまった。

「苦戦している」と答えた企業が最も多いのは、こちらも「商社・流通」で51.9%、次いで「金融」(50.0%)、「メーカー」(48.3%)だった。最も少ないのは「IT」(41.4%)で、唯一45%を下回った。

苦戦している企業からは「選考中の辞退が前年よりも増えている」「転勤のある職種への応募が少ない」といった意見が出ているほか、就活の早期化により「学生との接点が減った」「限られた人員では対応が難しい」という企業もあった。

また、新卒採用の課題として最も多くの企業が挙げたのは、「応募者数の確保」(61.5%)、次いで多いのは「インターンシップや採用広報活動前の接触からのつなぎ留め」で50.3%、その後、「選考中辞退・内定辞退」(49.5%)、「採用重点層へのアプローチ」(43.8%)と続いた。

経団連は「会社説明会は3月、面接など採用選考は6月、内定は10月に解禁」とする現行ルールについて、2020年卒を最後に廃止することを決めている。
その後は政府が21年卒以降のルール作りを主導し、同じ日程を維持する方針だが、強制力はなく、実効性が疑問視されている。

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